2021年10月23日

掛け時計 ムーブ交換 その1

タイトル 「掛け時計 ムーブ交換 」 は、「それぞれに 思い出が詰まった三つの壁掛け時計に、
クォ-ツ ムーブメント(駆動部)を交換をし、再び正確な時を刻む時計にした。」 記事の表題です。

その1.として、1. ロイヤル・ ドルトン絵皿時計 です。

骨董市で、動かずホコリを被ったこの絵皿時計(直径20センチ)を見つけ、絵柄が気に入り買いました。

   〈 ロイヤル・ドルトン絵皿掛け時計 〉            〈 子ウサギ達がCLOCKを勉強 〉
掛け時計 ムーブ交換 その1掛け時計 ムーブ交換 その1










皿時計の中心に描かれた絵は、 CLOCK と書かれた黒板の前に バニキンズ(ウサギ) が立ち、
生徒の子ウサギたちに、時計・時間を教えており、上部には THE BUNNYKINS TEACHING CLOCK と書かれています。
皿の裏側には Learining can be hours of fun ・・・ 等と、プリントされています。

私が高校生の時、時計職人の父が時計修理の店を開き、私は長男として手伝わざるを得なく、
大学進学への金もなくズルズルと、家業に入るようになりました。  やがて CLOCK(掛け時計・
目覚時計)
を手始めに時計修理技術を習得し、30歳まで時計修理を生業とし働きました。

しかし、30歳を前に、修理が不要なクォ-ツ時計が市場に出始め、私はアナログ時計修理の仕事は激減・消滅すると予測させられました。 ( 実際に、30歳で転職しています。)

この絵皿時計は購入後、ムーブメント(ドイツ製)を直そうとしましたが、分解が出来ず、ムーブメントも特殊仕様で、そのままとなっていました。

今回、日常使っている二つのクォ-ツ掛け時計も、調子が悪くなってきたことから、ムーブメントの
新品交換を考え、御徒町駅近くの 五十君(イギミ)商店 に行き、ムーブメント3個を購入しました。

家に戻りムーブメントの交換・微調整をしましたら、 絵皿掛け時計として修復でき、私の書斎で正しい時を刻むようになりました。

久しぶりに時計修理のまね事をしながら、長男ゆえに時計修理業に入り、やがてクォ-ツ時計出現で職業を変えざるを得なかった半生を、思い出したものでした。




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