2019年07月24日

ウナギを食べたい

7月27日は、 土用丑の日 です。 この日は多くの人が、夏バテに効くと信じ、養殖ウナギの
蒲焼を食べますが、私が食べたいウナギは、今のところ入手困難です。

1.日本ウナギの一生 *「ウナギの不思議」より
①.卵 … 日本から2200Km離れた、マリアナ諸島の海に産卵される。 ②.幼生 … 卵は翌日頃には孵化し、透明なレプトケファルス(幼生)になり、黒潮海流に乗り、半年以上かかって日本列島にたどり着く。 ③.シラスウナギ … 幼生は、日本の河口に近づくと変態し、15センチほどのシラス  ウナギとなる。 ④.ウナギ … シラスウナギの多くは、河口より上流へとさかのぼり、お気に入りの場所に住み着き、成魚へと成長する。 ⑤.成魚ウナギ … その時を知ると、猛烈に食べながら川を下る。胸のあたりが黄色くなる。 ⑥.航海ウナギ … 十分に体に栄養を溜め込むと、魚体は銀色となる。 次に消化器官が萎縮し、食べなくなる。深海で見えるように目は大きくなり、日本 → マリアナ諸島の海まで泳ぎ、産卵を行い、日本ウナギの命をつなぐ。

2.ウナギの語源
落語では、「飲み込んだ鵜が、難儀するので、ウナンギ → ウナギ。」と駄洒落ていますが、成魚の胸あたりが黄色いことから、「胸黄(ムナギ) → ウナギ。」と言われており、     この説が正しいように思えます。
万葉集で大伴家持が、「石麻呂(いわまろ)に われ物申す 夏痩せに良しという物ぞ ムナギ 取り めせ」と詠んでおり、奈良時代にはウナギは、ムナギと言われていました。

3.ウナギの養殖
ウナギの場合、飼育下で卵から育てる「完全養殖」は出来ておらず、シラスウナギを捕らえ、暖かい水温と豊富な給餌で、早い成長を促す養殖がされています。 5~6ヶ月で出荷されるそうです。
近年のウナギの価格は、まさに鰻上りの高値となっていますが、これはシラスウナギの入手困難さ
からで、ウナギ好きの私は事態の好転を待つのみです。
河口で、シラスウナギを根こそぎ獲ってしまう今の養殖法では、マリアナ諸島の海に卵を産みに   行ける親ウナギが激減し、次のシラスウナギが来なくなるのは、必然の結果です。

4.卵の大量採取
数年前のニュ-スで、「日本の研究チ-ムが、マリアナ諸島沖で、ウナギの卵の大量採取に成功。
一度に百個を超す卵(1.6ミリ)を得られ、遺伝解析情報がより進む。」と、報じられました。

5.ウナギを食べたい
以前のTV番組で、利根川の漁師が胸の黄色い天然ウナギを獲り、このウナギの料理紹介があり、食べたゲストたちは、養殖ウナギとは比較にならない滋味だと、絶賛していました。

そう、私が食べたいウナギは、夏痩せに実際に良く効き、滋味が素晴らしい「天然の胸黄ウナギ」    です。

この夢の実現には、百個の卵の遺伝解析が進み、シラスウナギが不要となる完全養殖」が実現し、日本の川で天然ウナギがたくさん獲れるようになる事が、必要です。



  


  • Posted by ボブ at 14:03Comments(0)食べ物

    2019年07月15日

    ゴ-ヤ初収穫

    今年の関東地方の梅雨は、日照日がほとんど無く、寒い気温が続いています。

    今年も5月に、ゴ-ヤの苗を植えましたが勢いよく伸びず、ようやく黄色の花は咲き出したものの、
    日照不足から実が大きく育ってくれません。

    この悪条件のもと、最初の花からの実1個がようやく大きくなり、昨日 初採りとなりました。

    昨年は、梅雨明けが早く猛暑日が続き、緑のカ-テンは良い日除けであり、毎日のようにゴ-ヤの
    実の収穫が出来ており、ゴ-ヤ栽培を楽しめたものでした。 (2本の苗から、90個の収穫でした。)

    昨日、ようやくゴーヤの実1個を収穫出来ましたが、花後の小さな実はあるものの、次に収穫できるのは梅雨明け次第で、まだ時間が掛かりそうです。

    初収穫のゴ-ヤの実を使い、実半分は ゴ-ヤチャンプル- に調理し、残りは ゴーヤピクルス
    し、久しぶりのゴ-ヤ料理となりました。

    夕食の主菜となった ゴ-ヤチャンプル- は我ながら美味しく出来、ゴーヤピクルス は漬かるまで待たねばなりませんが、ピクルスが漬かると保存がきき、冷蔵庫の中にいつも晩酌のツマミ1品が
    ある事になり、嬉しいものです。

    早い梅雨明けと、今年もゴ-ヤの良い収穫を願う次第です。

           〈 初収穫のゴ-ヤ 30センチ 〉               〈 旨いゴーヤのピクルス 〉


      


  • Posted by ボブ at 10:34Comments(0)食べ物植物・園芸

    2019年07月10日

    半夏生(ハンゲショウ)

    約1週間前の7月2日、新聞折り込みの中にスーパ-マ-ケットの1店が 「今日は半夏生の日。
    タコを食べる日です。」 と宣伝していました。

    植物の 半夏生 は知っていましたが、 半夏生の日 が分かりませんでしたので、辞書で調べました。

    その結果、 半夏生 ①.七十二候の一つ。 夏至から11日にあたる日。 田植えの終期とされ、
                   稲の苗の根が張るようにと、タコを食べる習慣があった。
            半夏生 ②.ドクダミ科の多年草。 夏、茎頂にある葉の下半部が白色に変わり、
                   その葉腋に白色の穂状の花をつづる。 別名 … 片白草。

    ス-パ-マ-ケットの広告によって、 半夏生の日 を知った次第ですが、近所の空き地に 植物の
    半夏生
    が群生しているのを思い出し、その日に見に行きました。

    群生している 半夏生 の多くの葉の一部が白色に変わり、白色の穂状の花がたくさん咲いており、
    家人にも見せようと一枝もらってきました。

    花瓶に生けると風情があり、毎日ながめ楽しみむことが出来ました。 昨日は1週が過ぎ穂状の花が萎れてきましたので、捨てようか?と思いましたが、試しに刺し枝として庭の片隅に埋めてみました。

    今はジメジメした梅雨の真っ最中ですので、刺した枝は枯れずに根付き、来年の今頃は我が家の
    庭で 半夏生の花 を眺められるのでは?と期待しながら、昨晩はタコの刺身で晩酌となりました。
                                          
        〈 花瓶に生けた半夏生 〉                 〈 群生している野生の 半夏生 〉
         ( 1週間も持ちました。)                  ( 小平駅から徒歩5分の場所 )


      


  • Posted by ボブ at 11:11Comments(0)植物・園芸

    2019年07月04日

    111歳の懐中時計

        〈 ウオルサム懐中時計 直径55ミリ 〉              〈 美麗なムーブメント 〉











    写真の懐中時計は、アメリカで 1908年7月5日 に、両親から息子に贈られた懐中金時計 です。

    この懐中時計のケースは、無垢の14金でずっしりと重く、4ピース(胴体・中ブタ・裏ブタ・ガラス縁)が蝶番で一体となり、頑丈な構造です。

    裏ブタを開けると中ブタが現れ、この中ブタに美しい英文筆記体で、下記が刻まれています。
                  David Jones Davies
                         FROM
                   Father & Mother
                        July 5 - 1908
          ( ディヴィド ジョゥンズ ディヴィス へ 父母より 1908年 7月 5日 )

    私は、この懐中時計を20年前に骨董市で見つけ、少し値が張りましたが、中ブタの刻字に魅かれて買い取り、私の懐中時計コレクションの仲間に入れました。

    1908年のアメリカと云えば、T型フォ-ドの量産が始まった年ですが、当時の懐中時計は庶民には手が届かない高額商品で、宝石商によって扱われていたと書かれています。

    14金ケ-スに収まっているム-ブメント(機械)は、WALTHAM (ウオルサム)社製 リバ-サイド 19石 で、当時の最高グレイドです。
    ゼンマイを巻くと動き出し、111年前の時計 とは思わせない元気な動きで、正しく時間を刻みます。

    14Kのケ-ス裏ブタには、網目模様のようなギョシェ彫りが施され、下部に David のイニシャルの D のデザイン文字が入っており、息子への愛情を込めた特注品であることを示しています。

    111年前の7月5日、この懐中時計が両親から贈られ、受け取った息子の喜びと感謝、そして幸せな家族の光景がありました。

    毎年7月5日近くになると、この懐中時計を取り出し、ゼンマイを巻き動かし、 David も耳を傾けていた チクタク音 を聞きながら、この懐中時計が David の手から離れ、日本に届いた過去の時の曲折に、想いを巡らせます。









      


  • Posted by ボブ at 06:34Comments(0)時計