2015年09月17日
彼岸のハゼ釣り
「釣りは、鮒(フナ)に始まり、鮒に終わる。」と云われますが、私の釣りは、子供の頃お祖父さんに
教わったハゼ釣りで始まっています。
ハゼは年魚で、今年生まれたハゼは、今頃になると10センチ超えに育ち、釣りの手応えも良くなり、食べてもテンプラで美味しく、これからがハゼ釣りの本格的シ-ズンと云えます。
先週、9月12日(土)に浦安の境川 で、今年初めてのハゼ釣りをしてきました。
この週は、大雨が続き10日には鬼怒川が氾濫し、この大水害で多くの方々が被災しており、遊びの釣りに行くのは不謹慎?と気が引けましたが、久しぶりの青空に誘われ出掛けてしまいました。
浦安に向かう東西線では、途中で荒川を渡りますが、荒川の水も濃い茶色に濁っていました。
境川も同じ様に濁っていれば、釣りは出来ませんでしたが、濁りはなく釣りをすることが出来ました。
一投目からアタリがあり、10センチほどのハゼが次々に釣れて、この日は大漁と思いだしましたら、なにやら大物が掛かりました。
水中から引き上げることが出来ず、やりとりをしている内に掛かったのが大物のエイと分かり、やがて仕掛けを切られてしまいました。 その後も二回エイが掛かり、同じ様に仕掛けが壊され、仕方なく
別の場所に移ると、ハゼのアタリは少なくなり、早目の納竿となりました。
この日は釣果としてハゼ35匹を持ち帰り、他にセイゴ(スズキの幼魚)5匹・黒鯛の幼魚2匹・小ハゼ10匹以上を釣り上げており、それらはすべて放しました。
35匹のハゼは、10センチほどと小さいものですが、お正月の甘露煮用 には十分で、いつものように
白焼きにした後に、日干し乾燥させ保存しています。
再びハゼの釣行を考えますが、シルバ-ウィ-クが始まる20日(日)から、彼岸の入りとなります。
彼岸の間に釣りで殺生をするのは咎められそうですが、ハゼに関しては、昔から 「彼岸のハゼを
食べると、中風に罹らない。」 と云われおり、彼岸中であってもハゼ釣りは許されていたようです。
お彼岸の頃は、ハゼ釣りのベストシ-ズンですので、昔の人は「中風に罹らないように、お彼岸の
ハゼを釣って来る。」と、堂々とお彼岸の釣りに出掛けたものと考えられます。
〈 浦安の境川 右奥が舞浜 〉 〈 釣果 ハゼ35匹 〉
教わったハゼ釣りで始まっています。
ハゼは年魚で、今年生まれたハゼは、今頃になると10センチ超えに育ち、釣りの手応えも良くなり、食べてもテンプラで美味しく、これからがハゼ釣りの本格的シ-ズンと云えます。
先週、9月12日(土)に浦安の境川 で、今年初めてのハゼ釣りをしてきました。
この週は、大雨が続き10日には鬼怒川が氾濫し、この大水害で多くの方々が被災しており、遊びの釣りに行くのは不謹慎?と気が引けましたが、久しぶりの青空に誘われ出掛けてしまいました。
浦安に向かう東西線では、途中で荒川を渡りますが、荒川の水も濃い茶色に濁っていました。
境川も同じ様に濁っていれば、釣りは出来ませんでしたが、濁りはなく釣りをすることが出来ました。
一投目からアタリがあり、10センチほどのハゼが次々に釣れて、この日は大漁と思いだしましたら、なにやら大物が掛かりました。
水中から引き上げることが出来ず、やりとりをしている内に掛かったのが大物のエイと分かり、やがて仕掛けを切られてしまいました。 その後も二回エイが掛かり、同じ様に仕掛けが壊され、仕方なく
別の場所に移ると、ハゼのアタリは少なくなり、早目の納竿となりました。
この日は釣果としてハゼ35匹を持ち帰り、他にセイゴ(スズキの幼魚)5匹・黒鯛の幼魚2匹・小ハゼ10匹以上を釣り上げており、それらはすべて放しました。
35匹のハゼは、10センチほどと小さいものですが、お正月の甘露煮用 には十分で、いつものように
白焼きにした後に、日干し乾燥させ保存しています。
再びハゼの釣行を考えますが、シルバ-ウィ-クが始まる20日(日)から、彼岸の入りとなります。
彼岸の間に釣りで殺生をするのは咎められそうですが、ハゼに関しては、昔から 「彼岸のハゼを
食べると、中風に罹らない。」 と云われおり、彼岸中であってもハゼ釣りは許されていたようです。
お彼岸の頃は、ハゼ釣りのベストシ-ズンですので、昔の人は「中風に罹らないように、お彼岸の
ハゼを釣って来る。」と、堂々とお彼岸の釣りに出掛けたものと考えられます。
〈 浦安の境川 右奥が舞浜 〉 〈 釣果 ハゼ35匹 〉
2015年09月03日
外房の札所巡り
4月より始めた坂東三十三観音札所巡りは、6月までに14ヶ寺の参拝が出来ていた。
梅雨明け後の記録的な猛暑から、夏の札所巡りは行わず、秋に入ってから再開するつもりでいた。
8月下旬に、急に弟が鴨川市の亀田病院に入院することになり、見舞い後に足を延ばし、外房に
点在の札所巡りを行う計画を立ててみた。 台風15号の影響で、出発日は延びたが、8月29日~
31日に実施することが出来た。
参拝した札所
8月30日 32番 清水寺 … JR 外房線の長者町駅から歩いて約1時間。 参道に入ると登り坂が
長く続いた。 地味な仁王門を過ぎると、朱色が鮮やかな四天門があり、更に石段を
登ると本殿が現われた。 参拝者は誰もおらず、納経帳に朱印を頂くと、同じ場所で
梨羊羹などが売られており、土産に求めた。
31番 笠森寺 … JR 外房線の茂原駅より、小湊鉄道バスに約30分乗り、笠森で
下車。 参道下の駐車場には多くの車が止めてあり、観光を兼ねた人達が多かった。
切り立つ岩盤上に61本の柱が立てられ、その上にお堂を建てており、四方懸け造り
と呼ばれるこの建造物は、国の重要文化財に指定されていると、説明を受けた。
このお堂の回廊からの四方の展望は、素晴らしかった。
8 月31日 27番 円福寺 … 銚子で銚子電鉄に乗り、2駅目の観音で下車。
徒歩5分で着くお寺の境内には、堂々とした観音堂が立ち、まだ新しい五重塔もあって
見栄えが良かった。 お堂の前の左右には、ヤマサ・ヒゲタから奉納された醤油缶が
積まれており、銚子を実感させられた。
28番 龍正院 … 銚子駅に戻り、JR 成田線の滑河で下車。 徒歩20分で着いた。
一般道に沿った場所で、厚い藁葺き屋根の仁王門があり、境内は平坦で石段も無く、
楽に参拝出来た。 納経所で朱印を押してくれた年配の女性は優しく、心が和んだ。
宿泊と食事など
8月29日は、JR 大原駅下車、徒歩10分にある 伊勢海老旅館 伝九郎 に宿泊。
もと漁師だった先代が、釣り人宿を始めたそうで、夕食には新鮮な魚介類の品々が並んだ。
特別に、ワカサ(ブリの手前)のカマ焼きを出してくれ、これがとても美味しく地酒木戸泉とよく合った。
伊勢海老旅館 伝九郎 http://www3.plala.or.jp/denkurou/
8月30日は、銚子駅より5分にあるビジネスホテル サンサニ-に宿泊。
夕食は、銚子名物のイワシ料理を食べようと、駅前大通りの 銚子さかな料理 かみち にした。
台風の影響でイワシが入らず、お目当てのイワシ料理は頼めず、品書きから あら煮 を選んだ。
このあら煮 注文は正解で、新鮮な金目鯛・鯛・ブリなどのあらを、銚子特産の醤油で煮込んでおり、
東京では滅多に食べられない旨さだった。 あら を突つきながら、地酒がついつい進んでいた。
銚子さかな料理 かみち http://www1.bbiq.jp/kamichi/cn8/pg80.html
多くの列車を乗り継いたが、車窓から飛び込む景色は田園風景が多く、早場米のふさおとめ が
一面に黄色く色付き、目を休めてくれていた。
〈 四方懸造りの笠森寺 〉 〈 龍正院の仁王門 〉
〈 サービスのワラサ カマ焼き 〉 〈 収穫直前のふさおとめ 〉
梅雨明け後の記録的な猛暑から、夏の札所巡りは行わず、秋に入ってから再開するつもりでいた。
8月下旬に、急に弟が鴨川市の亀田病院に入院することになり、見舞い後に足を延ばし、外房に
点在の札所巡りを行う計画を立ててみた。 台風15号の影響で、出発日は延びたが、8月29日~
31日に実施することが出来た。
参拝した札所
8月30日 32番 清水寺 … JR 外房線の長者町駅から歩いて約1時間。 参道に入ると登り坂が
長く続いた。 地味な仁王門を過ぎると、朱色が鮮やかな四天門があり、更に石段を
登ると本殿が現われた。 参拝者は誰もおらず、納経帳に朱印を頂くと、同じ場所で
梨羊羹などが売られており、土産に求めた。
31番 笠森寺 … JR 外房線の茂原駅より、小湊鉄道バスに約30分乗り、笠森で
下車。 参道下の駐車場には多くの車が止めてあり、観光を兼ねた人達が多かった。
切り立つ岩盤上に61本の柱が立てられ、その上にお堂を建てており、四方懸け造り
と呼ばれるこの建造物は、国の重要文化財に指定されていると、説明を受けた。
このお堂の回廊からの四方の展望は、素晴らしかった。
8 月31日 27番 円福寺 … 銚子で銚子電鉄に乗り、2駅目の観音で下車。
徒歩5分で着くお寺の境内には、堂々とした観音堂が立ち、まだ新しい五重塔もあって
見栄えが良かった。 お堂の前の左右には、ヤマサ・ヒゲタから奉納された醤油缶が
積まれており、銚子を実感させられた。
28番 龍正院 … 銚子駅に戻り、JR 成田線の滑河で下車。 徒歩20分で着いた。
一般道に沿った場所で、厚い藁葺き屋根の仁王門があり、境内は平坦で石段も無く、
楽に参拝出来た。 納経所で朱印を押してくれた年配の女性は優しく、心が和んだ。
宿泊と食事など
8月29日は、JR 大原駅下車、徒歩10分にある 伊勢海老旅館 伝九郎 に宿泊。
もと漁師だった先代が、釣り人宿を始めたそうで、夕食には新鮮な魚介類の品々が並んだ。
特別に、ワカサ(ブリの手前)のカマ焼きを出してくれ、これがとても美味しく地酒木戸泉とよく合った。
伊勢海老旅館 伝九郎 http://www3.plala.or.jp/denkurou/
8月30日は、銚子駅より5分にあるビジネスホテル サンサニ-に宿泊。
夕食は、銚子名物のイワシ料理を食べようと、駅前大通りの 銚子さかな料理 かみち にした。
台風の影響でイワシが入らず、お目当てのイワシ料理は頼めず、品書きから あら煮 を選んだ。
このあら煮 注文は正解で、新鮮な金目鯛・鯛・ブリなどのあらを、銚子特産の醤油で煮込んでおり、
東京では滅多に食べられない旨さだった。 あら を突つきながら、地酒がついつい進んでいた。
銚子さかな料理 かみち http://www1.bbiq.jp/kamichi/cn8/pg80.html
多くの列車を乗り継いたが、車窓から飛び込む景色は田園風景が多く、早場米のふさおとめ が
一面に黄色く色付き、目を休めてくれていた。
〈 四方懸造りの笠森寺 〉 〈 龍正院の仁王門 〉
〈 サービスのワラサ カマ焼き 〉 〈 収穫直前のふさおとめ 〉