2022年03月18日

楽しい将棋講座

国立 NHK学園オープンスク-ルの将棋講座(金曜日)の受講を始めて、6年目になります。

講師は、日本将棋連盟の 棋道師範 6段の内田昭吉先生 で、かって読売アマチュア日本一
なられており、この講座を長年 教えてきています。
お住まいの地元では、子供将棋教室を開かれて、鈴木大介九段 を始めとしたプロ将棋棋士を
育てられた素晴らしい先生です。

1月28日(金)の講座では、翌日29日からの渡辺明 王将藤井聡太 竜王 王将戦第3局
前に、プロ将棋の 八大タイトル について講義がありました。

1.将棋八大タイトル … 竜王名人王位王座棋王叡王王将棋聖
2.スポンサ- … 竜王戦は読売新聞、名人戦は毎日・朝日新聞、王将戦はスポ日 など。
3.タイトル戦の優勝賞金 … 竜王戦 4,400万円、名人戦 2,900万円、王将戦 800万円
4.タイトルホルダ-同士はどちらが上座に? … ①.賞金が大きいタイトルホルダ- 
                ②.竜王と名人の場合は、毎年交互に変える。
これらの解説の中には、思わず笑ってしまう トリビア な話もあり、楽しい講義でした。

八大タイトルの講義の次は、14歳でプロデビュ-した藤井聡太が29連勝した対局の中から2局を「藤井聡太の終盤戦 」 として選び、その棋譜の大盤解説でした。

6年前に将棋講座の受講を始めた頃は、内田先生が棋譜の大盤解説をしても、ほとんど理解が
出来なかった私でしたが、今は内田先生の解説が分かるようになってきました。

将棋は対局で楽しむだけでなく、観て楽しむ 「観将」 もあると聞いていましたが、6年間の将棋講座受講のお蔭で、「観将」 も楽しめるようになりました。

教え上手な内田先生は、詰将棋問題で100点を3回取ると、ご褒美を下さいます。
昨年3月に、私は100点3回に達した時、記念に自分で 二冠 藤井聡太 の将棋扇子を買い、内田先生にその扇子にサインを お願いしました。
しかし先生は、将棋扇子に墨がにじむといけないからと 別に詰将棋の入った色紙 を作って下さり、
私の宝物の一つになりました。

楽しいNHK 将棋講座 、内田昭吉先生 は米寿を超えられていると聞きますので、お体に気をつけて
頂き、さらに長く続いて欲しいと願うものです。

      〈 ご褒美で戴いた色紙 〉                〈 1年前は二冠だった藤井聡太 〉


  


  • Posted by ボブ at 17:36Comments(0)雑記

    2022年03月16日

    緑のパレ-ド

    3月17日は、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日で、アイルランド共和国の
    祝祭日です。 セント・パトリックス・デ- と呼ばれ、この日を祝って世界各地で盛大なパレ-ドが
    行われ、参加者が緑色(シャムロック等)を身に付け行進するため、緑のパレ-ド と云われます。

    1995年より3年間オハイオ州ダブリン市に住んだ私は、現地で 緑のパレ-ド に出合っています。
    その時は何のパレ-ドか知らずにいましたが、そのしばらく後にガレ-ジセ-ルで買った1組のカップ&ソ-サ-を調べる中で、アイルランド人の辛い歴史緑のパレ-ド の関係を、知りました。

    17世紀初めにイギリスがアイルランドを植民地化し、19世紀にはイギリスに従属化される辛い時代の中、ジャガイモ飢饉 から百万人もの飢餓・病死者を出し、200万人以上のアイルランド人が
    他国に移民したと、書かれていました。

    アメリカに渡ったアイルランド人の一部が、オハイオ州に辿り着き、故国のダブリンの名を冠した村を作り住みついており、私が出合った緑のパレ-ドは聖パトリックへの崇拝と、現在の繁栄への感謝を表わし、故国を偲んで行っていたものと思います。

    買ったカップ&ソ-サ-には、Arklow Fine Irish Bone China と印字があり、これはアイルランドのArklow 社製造 良質ボ-ンチャイナ(磁器)であることを、示しています。
    カップの肌は、ボ-ンチャイナ特有の乳白色で、絵柄は三つ葉のクロ-バ-と変わった紋章があり、金線の縁取りは高級感を出しています。
    三つ葉のクロ-バ-はアイルランドの国花(植物)・この緑色が国の色で、紋章のようなデザインはtara brooch と呼ばれるケルト族の燭台(国宝)の絵柄と、知りました。

    このカップ&ソ-サ-は落着いた美しさがあり、部屋の飾り棚に置いてますが、手に取り見る度に、ダブリンに住んだ時間と、見物した緑のパレ-ド を思い出させてくれます。

    毎年、日本各地で緑のパレ-ドが行われていますが、新型コロナ肺炎感染防止のため、3年連続で 今年も、残念なことに中止 となってしまいました。

    緑のパレ-ド情報 - -  http://inj.or.jp/events

        〈 思い出のカップ&ソ-サ- 〉            〈 シャムロック と tara brooch の絵柄 〉

      


  • Posted by ボブ at 07:20Comments(0)思い出・品

    2022年03月05日

    次々と桜草

    4~5年前に、西洋桜草 の苗を買い、プランタ-に植えました。

    水やりだけで丈夫に育ち、小さなピンクの花が咲き始めると、次から次に花穂が伸び咲き続け、
    春の長い間 目を楽しませてくれました。

    その年の秋になると、庭のあちこちに 桜草と分かる小さな芽生え が出てきました。

    試しに、苗床を作り植え替えましたら、立派に育ち、翌年も 桜草の花 を楽しむことが出来ました。

    それ以来、毎年 初代の桜草の子孫 が、我が家の狭い庭に育ち続けています。

    今年は、芽生え苗を鉢に植え替え、簡易温室に入れましたら、早々と花が咲きました。
    苗の中心から、1本目の花穂が出て咲き始めますと、脇から次々に花穂が出て咲き、花火のような
    風情となり、楽しく鑑賞できました。

    今の庭には、あちこちに芽生え苗が出ていますので、これから移植先を考え、次々と咲き続くエコな
    桜草を楽しみます。

         〈 花火のように咲いた桜草 〉               〈 庭のあちこちに芽生え苗 〉


      


  • Posted by ボブ at 11:04Comments(0)植物・園芸