2014年04月28日

ブラジルビザの申請

                        
申し込んだ船旅 地球一周では、寄港地は24ヶ国となりますが、ブラジルは
入国時にパスポ-トに加えビザが必要で、旅行会社が代行取得してくれます。

この代行取得では、2回に分けての書類提出があり、1回目に ①.証明写真1枚 ②.パスポ-トコピ-1枚 ③.ブラジルビザ申請用お伺い書 を揃えて、旅行会社に送付します。

旅行会社は、私が送付する1回目の書類に基づいて「ブラジルビザ申請書」を作成し、この申請書を私に送付してきます。 この申請書を受け取り、私は2回目の書類提出を行いますが、2回目として ①.パスポ-ト原本 ②.私が署名のブラジルビザ申請書 ③.金融機関 預金残高証明書 を揃え、
旅行会社に送付しビザ取得へと進みます。

③.の金融機関 預金残高証明書(残高25万円以上)は金融機関の証明印が必要で、銀行窓口に行かねばなりませんが、この提出を求められるのは東日本に住む人達です。

西日本に住む人達は、銀行通帳(過去1ヶ月間の記帳ペ-ジ、残高1万円以上)コピ-の提出、また静岡県に住む人達は住所を確認出来る書類(住民票、または運転免許証コピ-)の提出と、地域によって求められる書類提出が異なっています。

同じ国のビザ申請に対し、日本の地域によって提出書類が異なる理由が全く理解出来ませんが、
問い合わせたところで提出書類が変わるものではないだろうと、安易に従うことに決めています。  


  • Posted by ボブ at 16:01Comments(0)船旅 地球一周

    2014年04月21日

    花見の歩き

    昨日(20日)の「グリ-ンロ-ド歩こう会」 に参加し、21Kmを4時間半で完歩出来ました。 肌寒い曇り空でしたが、歩いても汗を掻かずに済み、今回は今までにない楽な歩きとなりました。

    四月にグリ-ンロ-ドを歩くと、芽吹いた木々の若葉の緑が目に優しく、歩く道々に多くの草木が花を咲かせており、目を楽しませてくれます。

    今回のウォ-キングでも、歩く道筋に八重咲き桜・ハナミズキ・藤・ヤマブキ・二輪草などが、今一番とばかりに咲いていました。

    一月前に開花したソメイヨシノは葉桜となり、今は八重咲きの桜が艶やかに咲いており、グリ-ン
    ロ-ド一周ウォ-キングに毎年参加している私は、途中で珍しい桜を見歩くのも楽しみの一つです。

    今年も、御衣黄桜(ギョイコウ桜)・駿河台匂桜(スルガダイニオイ桜)・ウコン桜 などを、通りながら
    見て歩き、どれも満開の良い状態で鑑賞出来ました。

    御衣黄桜(花小金井駅前)は、開花の時に緑色だった花が、黄緑色 → 黄色 → 中心部が筋状に赤と変わりますが、昨日は筋状に赤色が出ており、艶やかな花となっていました。
     (咲きだした頃の花は緑色ですので、葉の緑に重なって、見栄えがしないものです。)

    駿河台匂桜(小金井公園)は、匂い桜の中で特に香りが高い桜だそうで、満開の木の辺りは芳香に満たされており、鼻も楽しめました。

    ウコン桜 (小金井公園 桜の園)は、唯一黄色の花が咲く桜だそうで、ウコン色の花からウコン桜と
    名付けられたそうです。 この木はまだ若く、これから先に見事なウコン色の花を咲かせる桜木に育って欲しいものです。

    小金井公園の桜の園を通り抜け、玉川上水沿いの道を進むと、所々に群生した二輪草 が白い花を盛んに咲かせていました。 桜の花の見物で顔を上げっぱなしでしたので、地面に咲く花の鑑賞は、首休めとなりました。

               〈 御衣黄桜 〉        〈 手前が駿河台匂桜 〉
     










       〈 ウコン桜 ウコン色が未だ出ていない。 〉



      


  • Posted by ボブ at 11:44Comments(0)ウォ-キング

    2014年04月08日

    皇居乾通り 一般公開

    天皇陛下の傘寿(80歳)を記念して、皇居内の乾(いぬい)通り が公開され、二重橋近くの坂下門
    から乾門(または東御苑)まで通り抜け出来ました。 この乾通りを歩ける皇居公開は、今回の春季
    (4月4日~8日)と、秋季(紅葉の頃)の2回だそうです。

    皇居内の乾通りを民間人が歩けるのは、今まで初めての事で、今後あるかどうは不明と聞いており、
    以前から計画し、昨日(7日)行って来ました。

    地下鉄千代田線の二重橋前駅に着くと、明らかに皇居に向かおうとする大勢の人が、プラットホ-ムに溢れました。  地上に出ると、人・人・人の行列が動き流れていましたが、しばらく進むと流れが
    止まりだし、待っては少し動くの繰り返しで、忍耐の時間となりました。

    10時半に地上に出て、坂下門に辿り着いたのが12時半過ぎで、1Km 弱の距離を進むのに
    2時間以上も掛かりました。

    坂下門をくぐると広い場所となり、それまでぎっしりと固まった人の群れが少し解された状態になり、
    ようやく自分の意志で歩けるようになりました。 進む左手には、緑色の屋根をした宮内庁の建物が見え、その手前の奥には宮殿の一部が見えるなど、皇居の敷地内に入った実感がわきました。

    ゆるゆると乾門通りを進むと、手入れが行き届いた大きな木々の間の所どころに桜が咲いており、
    緑とのコントラストで桜の花の色が、より美しく見えました。

    いろはモミジの若葉なども美しく、右・左と目を移しながら春一杯の自然の景色を楽しみましたが、
    道脇に立つ警官たちからの「立ち止まらないでください。」と繰り返す声と、マイクによるはぐれ人
    アナウンスがひっきりなしで、落ち着いた静かな見物は叶わないものでした。

    桜の花が一番華やかだった場所は道灌掘 あたりでしたが、道灌掘の名を見て、江戸城を最初に
    築いたのが太田道灌であった事を思い出しました。 その場所を少し進むと、石垣の下にヤマブキの黄色の八重の花が盛んに咲いており、「七重八重 花は咲けども山吹の みの一つだに無きぞ
    かなしき」の歌の古事も、思い出させてくれました。

    昨日は、天気に恵まれた皇居の乾通り歩きが出来、その前に忍耐の時間はあったものの、
    良い思い出が出来ました。

           〈 石垣上に咲く桜 〉                      〈 皇居奥の一景色 〉










          〈 道灌掘近くのシダレ桜 〉                 〈 乾門に向かう人・人・人… 〉




      


  • Posted by ボブ at 15:12Comments(0)外出

    2014年04月05日

    アンリの人形

    1978年に、初めてパスポ-トを取得し、会社業務でイタリ-に出張しました。

    初の海外出張では、様々なハプニングを経験しましたが、まず最初に、11月8日パリに向け羽田を飛び立ったJAL便がアンカレッジに着き、トランジット時間を過ぎても飛び立とうとしなかった事でした。 

    パリからロ-マ便に乗り継ぐ予定のアンカレッジでの遅れは、乗り継ぎに問題が起きるのでは?と、ハラハラさせられました。 3時間遅れで飛び立ちましたが、遅れの原因は車輪を動かす油圧系統の故障で、応急修理に時間を取られたためと、説明されました。

    「本当に大丈夫か?」と思いながら、機内サ-ビスのワインを飲んだ後に寝込んでしまい、目覚めるとパリに着いている時間でした。 何時まで経っても着陸の気配はなく、やがて機内アナウンスで、「パリは濃霧 のため、旋回し霧が晴れるのを待ちましたが、燃料に制限がありますので、ロンドンに
    向かいます。」と告げられました。

    ヒ-スロ-空港に着くと、ロ-マに行くJAL便はなく、英国航空(BA)ロ-マ便に切り替えが必要と
    分かり、やむを得ずBAのカウンタ-に行き、なんとかロ-マ便の座席を取る事が出来ました。
    ようやく機内に乗り込むと、回り全てが外国人なのと、機内に漂う強い臭い(香水・葉巻・体臭など)に、外国に来ている実感がわきました。

    12時間遅れでロ-マに着きましたが、ハラハラ・ドキドキの長い時間を、強いられたフライトでした。

    現地での業務は12月下旬まで行って、クリスマス前の12月23日が、日本帰国の日となりました。 

    帰国フライト前に、少しゆとり時間があり、ロ-マの土産物屋で時間を過ごし、土産にと買ったのが
    写真のアンリの人形です。
    子供の表情が愛らしい木彫りの人形で、気に入って買いましたが、これが北イタリアにある木彫り
    人形製作のアンリ社の製品で、世界的に人気があるとは知りませんでした。 

    初めての海外土産のアンリの人形 は、居間に置いたキュリオケ-ス に収めてあります。
    この人形を見るたびに、イタリ-出張でのハプニング・トラブルも思い出されますが、それ以上に
    明るいイタリ-人との仕事時間・多くの都市訪問・モルト ボ-ノ の食事などが思い出されます。

        〈 アンリ人形 少年とウサギ 〉                  〈 キュリオケ-ス内の一部 〉

      


  • Posted by ボブ at 13:24Comments(0)思い出・品

    2014年04月01日

    最後のパスポ-ト

    地球一周の船旅 に向けて、パスポ-トを再び取得しました。

    パスポ-トと云えば、初めて手にしたのは、36年前にイタリ-への海外出張の時でした。
    それ以降、たびたび海外業務に携わることになり、パスポ-トは更新・再取得を含めて4冊となり、
    それらが今も手元に残っています。

    会社を退職した後は、パスポ-トを使う事も無くなり、2000年に期限切れとなったままでした。
    それまでのパスポ-ト入手費用は、全て会社持ちでしたが、定年退職後のパスポ-ト取得では、
    費用が自己負担のため更新せずにいたためです。

    かってのパスポ-ト有効期間は5年でしたが、今は10年用5年用があり、取得費用はそれぞれ16,000円と11,000円です。 老いの坂道にいる私にとって、これから5年先に外国に行くことは無いのでは?と思い、一旦は5年用の入手を考えました。
    しかし、費用の差は5,000円ですので、今回が最後のパスポ-トと考えて、10年用に決めました。

    5冊目の新しいパスポ-トでは、中に I Cチップ ペ-ジ があり、時代の変化を知らされました。

    久しぶりに今までのパスポ-ト4冊を手にして、それぞれを開きますと、各ペ-ジには出国・入国の
    スタンプが沢山押され、取得ビザもあって、様々な国で働いた出張業務を思い出させてくれました。

    当たり前のことですが、パスポ-トに貼られた写真の顔が、古い順に若い顔であり、私は確実に歳を重ねている事も、思い知らされました。

    今回のパスポ-ト申請時に必要となる写真を、写真屋で撮って貰いました。 5冊目のパスポ-トの写真は、10年後にも見ることが出来ますので、その時まで生存していれば、今でも高齢者の私が
    「ああ、あの頃は随分若かったものだ。」と、思うことでしょう。

    船旅に向けてパスポ-トを取得する事から、今までに使ったパスポ-トに再び目を通す機会を得て、それらと共に進んだ人生航路を思い出し、更にこれからの人生航路を想った次第です。

                     〈 左 3冊目・中央 4冊目・右 5冊目パスポ-ト 〉







      


  • Posted by ボブ at 12:00Comments(0)船旅 地球一周