2014年02月25日

ヘンロ小屋 あるき遍路回想

昨年10~11月の通し打ち歩き遍路では、12Kgの荷を背負って、毎日30Km以上を歩いていた。 
朝7時頃に宿を立ち、夕方5時頃に次の宿に入るまでの間に、休憩を適度に取るよう心掛けた。

約90分歩いて10分ほどの休憩と、昼食を取りながらの休憩を基本とし、これらの休憩時にリュックを下ろし座れる場所が見つかると、体を休める事が出来、有り難かった。

座れて休憩出来る場所として、①.篤志家提供の休憩場所 ②.四国八十八ヶ所 ヘンロ小屋プロ
ジェクト
で建てられたヘンロ小屋 ③.お寺(札所)境内のベンチ ④.駅の道の休み処 などがあった。

これらの中で、一番よく利用出来たのが、ヘンロ小屋プロジェクトで出来たヘンロ小屋で、次の札所に向かって歩いて行き、疲労を覚え出した頃の位置に在って、具合よく体を休めることが出来た。

ヘンロ小屋 あるき遍路回想近畿大学教授・建築家の歌一洋さん は、歩き遍路者が
休憩・仮眠出来る小屋の建設プロジェクトを立ち上げ、
敷地提供・木材提供・建設協力・資金寄付など多くの人々から協力を得て、四国八十八ヶ所一円に、ヘンロ小屋建設を推進している。

立ち寄ったヘンロ小屋のそれぞれは、各小屋がテ-マを持ったデザイン・設計らしく、皆異なった姿恰好をしており
目も楽しませてくれた。

ヘンロ小屋 あるき遍路回想
炎天下を延々と歩き続け、汗だくになったお遍路にとって、屋根の日除けがあり風通しのよい構造の小屋は、遍路のオアシスだった。

右の写真の日は、激しい雷雨に遭った日で、次々と歩き
遍路者が、この小屋に飛び込んで来て、雨が小降りになるのを待った。この小屋が無ければ、雨宿りを出来ずに歩き続けるより仕方なく、有り難さをより感じた日だった。

ヘンロ小屋 あるき遍路回想左の小屋は、12番焼山寺から13番大日寺に向かう途中にあるヘンロ小屋36号神山

写真の方は、このヘンロ小屋への敷地を提供した農家のサダさん。 スダチの収穫も終わり、87歳のサダさんは
この小屋でお遍路と話をするのが、楽しみだそうだ。

お元気で、目が生き生きとしており、話もしっかりとされ、
私はついつい30分も話をしていた。

「記念に写真を、撮らせて下さい。」と言ったら、手拭被りを外して、私の金剛杖を持ち、にっこりと
笑って下さった。  可愛いサダさん、お元気で長生きして下さい。



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