2013年03月04日

贅沢なトンネル あるき遍路回想

四国は、海と山がせめぎ合う地形と云われ、国道が山に行き合う場所も多く、必然的にトンネルが
多くあった。  

四国に入り、鳴門から歩き始め、1番霊山寺から順打ちで回り始め、22番平等寺までのお詣りを
済ませるまで、トンネルには出会わずに済んでいた。 
23番薬王寺に向かう道路195号を歩き進んで、あせびトンネルに出会い、初めてトンネル内を
歩くことになった。

贅沢なトンネル あるき遍路回想トンネルの両端に、幅1メ-トル弱・高さ20センチ位の歩行者用スペ-スがあったが、歩行者を守る柵や手すりは無いものだった。

歩くと、脇を通り抜ける大型車との隙間は、
1メ-トルも無く、大型車の風圧と轟音は凄まじく、私は対抗車線側を歩くようにし、特に大型車が
来る時は、壁に体を寄せ通り過ぎるのを待った。

初めてのトンネルを過ぎ、阿波福井に進むと
国道55号に入り、次々とトンネルに出会う事となった。 四国一周の歩き遍路を終えてみると、通り抜けたトンネルの数は、70を超えていた

トンネル内の歩行は、大型トラックとの怖い擦れ違い・排気ガスを含んだ不快な空気・暗い空間など、出来れば避けたいものだった。 さらに、古く老朽化が目立つトンネルでは、内壁のヒビ割れや水の浸み出しも見られ、強度上での不安を感じ、少しでも早く通り抜けたい気持ちになった。

昨年12月の笹子トンネル崩落事故は、多数の犠牲者を出す大惨事で、安全管理の欠如が原因と
云われた。 四国のトンネルでは定期的な点検と補修が行われているようで、実際にそれらの現場を見ながら、トンネルを通り抜ける時もあった。

10月11日に通った日和佐トンネルでは、片側車線を封鎖し、トンネル内の補修工事をしていた。
長さが690メ-トルもあるトンネルの中に、多くの工事車両がいて、それらから出るディ-ゼルエンジンの排気ガスが、トンネル内に濃くこもっており、トンネル内で働く工事の人達は、全員が防護マスクを着用していた。 無防備の私は、目と喉が酷く痛み、辛い歩きの体験となった。
この体験から、マスクはトンネル歩きの必需品 と、次に見つけたコンビニで、マスクを買っていた。

その後、トンネルの通り抜けを重ねても、トンネルに出遭うと嫌な気持ちの私だったが、10月28日に宇和島に向かう国道56号に、歩行者・原付以下の専用トンネルが有り、初めて気分良いトンネル
歩きが出来た。

内海ふれあいトンネルと、嵐坂 風の通り道の2本で、車が通らずひんやりした空気は気持ち良く、
トンネルの壁にタイル絵など装飾も有り、歩行者は楽しみながら歩ける贅沢なトンネルだった。

       〈 内海ふれあいトンネル 〉                 〈 嵐坂 風の通り道 〉
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