酷暑 インドで体感
立秋前の今は夏の暑さのピークで、各地から
猛暑日35°C 超え が、報じられてきます。
夏の暑さ度は
夏日(25°C~29°C) →
真夏日(30°C~34°C) →
猛暑日(35°C~) で
報じられており、
猛暑日超え は暑さのピークを、しめしています。
今年は、夏は涼しいイメ-ジの
北海道で猛暑日 が報道されており、北海道の人達は不慣れな
暑さで、参っているのではないでしょうか?
慣れない暑さというと、私は連日
40°C超えの酷暑 を、インドで体感しています。
26年前(1995年)の2月~4月、インドに50日間の海外出張を命じられ、ニュ-デリ-をベースに
現地企業調査を行ってきました。
2月に冬の寒さの東京を立ち、ニュ-デリ-に入りますと、現地気温は真夏日~猛暑日になっており、
寒さに慣れた私の体は、暑さに悲鳴を上げたものでした。
私は 「熱くて、参った。」 と、現地人スタッフに言いましたら、「今は暑くなく、本当に暑いのはこれからです。 」と、笑われました。
「これがインド。慣れるより仕方がない。」 「郷に入れば、郷に従え。」 と、気持ちを切り替え、現地の
業務に入りました。
1ヶ月が過ぎ、インドの暑さに慣れたころ、現地人スタッフが 「これから暑さの本番に入ります。その前に
水かけ祭り が、明日あります。」 と、教えてくれました。
翌日、現地オフイスで
水かけ祭り が行われると、実際は水を掛けるのではなく カラ-パウダ- を
互いに掛けあうものでした。 私も、体中にカラ-パウダ-を掛けられ、現地人スッタフと笑いあい
共に祭りを楽しみました。
この祭りが過ぎますと、気温はぐんぐんと上がり出し、ついに
40°C超え となり、この暑さが連日続き
ました。 風呂の湯より高い気温の中、通常の行動では命取りになると教わり、あまり体を動かさないようにし、常にミネラルウォ-タ-は手放せない毎日でした。
40°C以上の気温の暑さの中の業務遂行は、インドでの多くの異文化体験と共に、忘れ難いものと
なっています。
北海道の猛暑日超えは、地球温暖化進行のサインのようであり、真剣に温暖化に歯止めを掛け、
酷暑日 ( 40°C~) を設けずに済むようしたいものです。
〈 カラ-パウダ-を掛けあう
水かけ祭り 〉
関連記事