よく歩いた札所巡り

ボブ

2016年06月18日 10:37

昨年4月に始めた坂東札所(三十三観音)巡り は、既に29寺を訪れ参拝・納経が出来ています。

6月15日(水)の天気予報は、梅雨の中休みでしたので、茨城県土浦市小野に在る坂東札所 26番 清滝寺 のお詣りに行くことにしました。

ガイド本に、清滝寺を訪れるにはJR常磐線の神立(かんだつ)駅からが分かり易いが、バスの本数は少ないとの情報でした。

歩くと神立駅から 約2時間半 とありましたが、八溝山 日輪寺 のお詣りのような山道でないので、
楽な札所巡りと考えていました。

プリントした清滝寺へのネット地図を頼りに、神立駅から歩き始め、道路197号線 → 64号線 → 53号線 → 199号線 と進みました。 道路には大型ダンプなどがひっきりなしに走り、道路に沿い延々と農地が続き、やたら果樹園(柿)の看板が目に付きました。

いくら歩き進んでも周りの景色は変わらずで、平坦で楽な道のはずですが、変化がない道の歩きは
苦痛にも感じられ出しました。 

2時間半歩くと、道脇にようやく 清滝寺 への案内板を見つけ、さらに進むと 「歩歩是道場 向上庵」 の立札がありました。  興味を引きましたので、写真に収めておきました。

意味は分かりませんでしたが、他人からみれば無駄に歩いているように見える私の歩きも、修業の一つと考えられて、歩きに元気が出てきました。

無事に 清滝寺 を参拝・納経でき、帰路につきましたが、行きと同じ道を戻るのではなく、土浦駅に
向かうことにしました。 途中にバス停が見つかり、こちらは本数がかなり有り、それほど待たずに
乗車出来ましたが 「歩歩是道場 向上庵」 の立札を思いだし、歩き続けました。

この日の札所巡りでは、約6時間歩き、万歩計は4万歩を超えていました。

家に戻り 歩歩是道場 (ほほこれどうじょう) を、ネットで調べますと禅語からの言葉と分かりました。
    * ほほこれどうじょう  http://ameblo.jp/195906/entry-11553317475.html

6月15日の札所巡りでは、よく歩き、禅語の一つを土産にも出来ました。

        〈 再建された清滝寺 〉                 〈 焼け残った立派な山門 〉











        〈 ほほこれどうじょう 〉                  〈 万歩計のカウント 〉











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