フキの佃煮

ボブ

2020年06月14日 17:25

奥多摩にマス釣りに出掛けますと、獅子口小屋キャラブキ佃煮 を、いつも買って帰ります。
細いフキ(たぶんツワブキ)の茎を、真っ黒に荷締めた佃煮は独特の風味があり、箸休めの一品・
酒の肴として美味しく食べており、好物の一つです。

また自分でも フキの佃煮 を作りますが、いつも野菜売り場に並ぶ栽培された長いフキでは行わず、
春先に近所の八百屋の店先に並ぶ、山菜として採られた野ブキ を入手出来た時だけでした。

五月に入って、近所の農家の庭先でバケツに入れられ 野ブキ として売られているのを見つけ、
さっそく買い求め フキの佃煮作り を試しました。

出来上がった フキの佃煮 は、山菜のフキほどではありませんが、風味があり美味しく食べれて、
いつも私の料理に批評の多い家人が、珍しく何も云わず沢山食べてしまいます。

その後、その農家の庭先を通りますと、いつも 野ブキ がバケツに入れられ販売されており、私は
材料の調達が容易となり、すでに10回以上も佃煮作りを行い、一部は冷凍保存としてあります。

その農家につながる畑を注意深く見ましたら、一部にフキの群落があり、この群落から切り取った
フキを 野ブキ として販売していると分かりました。

これからは、毎年 フキの佃煮作り への材料調達が容易となり、嬉しい発見となりました。

      〈 出来上がったフキの佃煮 〉             〈 野ブキ 一束100円 長さ50センチ 〉











     〈 15センチで、3分茹でる。 冷水に入れ、皮を剥くとヒスイ色。 5センチに切り、佃煮に。 〉













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