2018年11月01日
昭和の結婚式
明後日(11月3日)、西武線小平駅より歩いて10分ほどにある 小平ふるさと村 で、昭和の結婚式が
午前10時半より再現されます。
文化の日の恒例行事となっており、毎年 挙式希望カップルを募って、実際の結婚式が執り行われて
来ました。 この昭和の結婚式には、先輩の YK氏 が 謡曲「高砂」を吟じてきており、今年も役割を果たすと、本人より聞いています。
この機会に寸暇をもらってお会いし、次回の飲み会日取りを決められたらと、考えています。
ア-カイブ記事 公開 2015年11月5日
11月3日文化の日に、小平ふるさと村で、市報で予告されました昭和の結婚式 が行われました。
昭和の結婚式 の行事は、昭和30年代頃に小平で行われていた結婚式を再現させるもので、小平ふるさと村の古民家の座敷を使い、当時のしきたりに従って、実際に結婚式が行われました。
昭和の結婚式 は以前にも行われており、その宴席で先輩の Y K氏 が謡曲「高砂」を吟じており、
今回もその役を仰せつかったと聞きました。 私は、Y K氏 の謡曲「高砂」を結婚式の宴席で聞き
たく、当日小平ふるさと村に出掛けました。
前日は強い雨の悪天でしたが、文化の日は晴れの特異日の通り、穏やかな好天気に恵まれました。
10時半になると、白無垢の花嫁が古民家の前に着き、「火またぎ」と呼ばれる儀式から結婚式は
スタ-トしました。 二つ目の落語家 古今亭志ん八さんの司会により、結婚式はとどこうりなく進み、宴席となりYK氏の出番となりました。 恰幅の良いYK氏は羽織はかま姿が良く似合い、観世流で
吟じられた「高砂」は見事なものでした。
次に、小平市長が主賓挨拶をされ、鈴木ばやし保存会による獅子舞と続きましたが、人様が美味しそうに飲み食いするのを見続けるのは辛く、そのあたりで見終える事としました。
この結婚式の進行中に、見聞したことがないシキタリ・言葉が随所にあり、興味深い見学でした。
相伴当(しょうばんとう)、火またぎ、もみ上げ、座席の配列、三々九度の仕方、宴席の本膳のうどん等々で、それぞれが昔の当時の信仰・慣習などから来ていると、分かりました。
「火またぎ」では、結婚式が行われる古民家の前に、男の子と女の子が離れて立ち、それぞれがワラ束を持っていました。 到着した花嫁は、その間を通り抜けるだけのものでしたが、当時はワラ束に
火が付けられ、煙が出ていたものだったそうです。
このいぶり出された煙の間を、花嫁の姿の者が通り抜けられれば、この者はキツネが化けていた
ものでない本物の花嫁と、確かめていたそうです。 昔の小平には、キツネがたくさん居て、人様を
ときどき騙していたのかも知れません。
一方、今の時代には、人間の皮を被った悪ギツネがアチコチに居て、おれおれ詐欺 で高齢者を
餌食にしていますので、昔の方が良かったと思えてくる次第でした。
〈 火またぎの儀式 〉 〈 昔は、民家で結婚式 〉
午前10時半より再現されます。
文化の日の恒例行事となっており、毎年 挙式希望カップルを募って、実際の結婚式が執り行われて
来ました。 この昭和の結婚式には、先輩の YK氏 が 謡曲「高砂」を吟じてきており、今年も役割を果たすと、本人より聞いています。
この機会に寸暇をもらってお会いし、次回の飲み会日取りを決められたらと、考えています。
ア-カイブ記事 公開 2015年11月5日
11月3日文化の日に、小平ふるさと村で、市報で予告されました昭和の結婚式 が行われました。
昭和の結婚式 の行事は、昭和30年代頃に小平で行われていた結婚式を再現させるもので、小平ふるさと村の古民家の座敷を使い、当時のしきたりに従って、実際に結婚式が行われました。
昭和の結婚式 は以前にも行われており、その宴席で先輩の Y K氏 が謡曲「高砂」を吟じており、
今回もその役を仰せつかったと聞きました。 私は、Y K氏 の謡曲「高砂」を結婚式の宴席で聞き
たく、当日小平ふるさと村に出掛けました。
前日は強い雨の悪天でしたが、文化の日は晴れの特異日の通り、穏やかな好天気に恵まれました。
10時半になると、白無垢の花嫁が古民家の前に着き、「火またぎ」と呼ばれる儀式から結婚式は
スタ-トしました。 二つ目の落語家 古今亭志ん八さんの司会により、結婚式はとどこうりなく進み、宴席となりYK氏の出番となりました。 恰幅の良いYK氏は羽織はかま姿が良く似合い、観世流で
吟じられた「高砂」は見事なものでした。
次に、小平市長が主賓挨拶をされ、鈴木ばやし保存会による獅子舞と続きましたが、人様が美味しそうに飲み食いするのを見続けるのは辛く、そのあたりで見終える事としました。
この結婚式の進行中に、見聞したことがないシキタリ・言葉が随所にあり、興味深い見学でした。
相伴当(しょうばんとう)、火またぎ、もみ上げ、座席の配列、三々九度の仕方、宴席の本膳のうどん等々で、それぞれが昔の当時の信仰・慣習などから来ていると、分かりました。
「火またぎ」では、結婚式が行われる古民家の前に、男の子と女の子が離れて立ち、それぞれがワラ束を持っていました。 到着した花嫁は、その間を通り抜けるだけのものでしたが、当時はワラ束に
火が付けられ、煙が出ていたものだったそうです。
このいぶり出された煙の間を、花嫁の姿の者が通り抜けられれば、この者はキツネが化けていた
ものでない本物の花嫁と、確かめていたそうです。 昔の小平には、キツネがたくさん居て、人様を
ときどき騙していたのかも知れません。
一方、今の時代には、人間の皮を被った悪ギツネがアチコチに居て、おれおれ詐欺 で高齢者を
餌食にしていますので、昔の方が良かったと思えてくる次第でした。
〈 火またぎの儀式 〉 〈 昔は、民家で結婚式 〉
Posted by ボブ at 17:29│Comments(0)
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