2013年04月03日

貴婦人と一角獣

昨日(4月2日)外出した際に、小平駅の線路沿いの広告看板群の中に貴婦人と一角獣展の絵が、ありました。 これは、4月24日より国立新美術館(六本木)で行われる特別展の広告ですが、この
広告絵の赤の鮮やかさが、このようではないはずと、気になってしまいました。

西暦1500年頃に制作されたと言われる、このタペストリ-の作品群は、始めフランスの古城の壁に掛けられていて、19世紀に買い取られ、現在はパリのクリュニ-美術館(仏 国立 中世美術館)に
あり、薄暗い館内の円形の広間の壁面を、ぐるりと掛け巡らしています。

20数年前に、私はこのタペストリ-の見学で、クリュニ-美術館を訪れていますが、ほの暗い館内でタペストリ-を見た時は、ずいぶんと古色蒼然の赤色と感じ、16世紀からの時を経た織物では当然と思い直しています。
その時、お土産としてコピ-品を買っていますが、この品も色あせた赤で作られていました。

看板絵の色彩を見て、その鮮やかな色を期待し新国立美術館に行くと、期待外れを感じてしまい、
フランスの至宝
と云われる所以の部分を見落としてしまうのでは、と余計な心配です。

一方、昨夜のBS4 番組「ぶらぶら美術・博物館」では、仙台市博物館で行われている特別展 「若冲が来てくれました プライス コレクション 江戸絵画の美と生命」 を訪れ、主に伊藤若冲の作品を
中心に紹介していました。

この特別展の中で、「鳥獣花木図屏風」は目玉の一つで、7年前にも日本で公開されていますが、
プライス氏のご高齢より、今回が最後の日本公開では?と云われています。
番組の終わりに、ジョ- プライス夫妻が出演され、「被災された東北の方々を元気付けるため、この特別展を東北で行うことにしました。 特に屏風に描かれた生き物への色彩の素晴らしさを見て、
元気になってもらいたく、屏風の前にガラスを置く事をしていません。」と、語られており、さすがと思いました。

両方の美術品とも過去に見学していますが、日本で見られるのは最後と云われていますので、両方の特別展を訪れる計画をしています。

お土産で買った一角獣をつれた貴婦人のタペストリ-。 思い出の品で、大のお気に入りです。 
ベッドの横の壁に掛けてあり、毎朝・毎晩と自然に目に入り、この不思議な絵柄を見ると気持ちが
和らぎます。 可愛い動物たちと、千花模様(ミル・フル-ル)。 いくら見ていても飽きないものです。

          〈 一角獣をつれた貴婦人 視覚 〉   高さ 85センチ 横 195センチ
貴婦人と一角獣






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