2013年05月06日

水分補給 あるき遍路回想

昨年10月4日からの、乗り物を使わない四国あるき遍路で、時々困ったのが水分補給だった。

出発前、持ち物を揃えていた時に、水筒を持参するかどうか、迷っていた。
あれこれ物色し手に持っと、水筒自体に重さがあって、水を入れれば更に重い持ち物になる事と、
毎日の洗ったり・水を入れたりが面倒と思えてきた。
結論として、自販機でペットボトル飲料を買えば済むと考え、水筒持参は止めてしまった。

実際に遍路道を歩き始めると、旧遍路道が通る古い集落や農村では、商店は止め閉っている事が
多く、過疎化が進んでいる土地には自販機は無く、飲料の調達が難しい状況に遭ってしまった。

昨年10月の四国は好天が多く、夏を感じる暑さが残る中、12Kg のリュックを背負っての歩きは、
すぐに汗が噴出し汗だくとなってしまい、いくら水分を補給しても、喉がすぐに渇くもので、脱水症に
ならないよう自販機を探しながら歩いていた。

ようやく自販機を見つけると、その場で飲む飲料の他に、500ccのペットボトル飲料2本を余分に
買い、常に予備として持ち歩くようになった。 10月中に飲んだペットボトル飲料は、毎日6~7本と
なったが、それらは30~40Km歩いている内に、すべて汗となり消えていった。

夕方に、ようやく宿入りが出来ると、すぐ風呂に入れてもらい汗を流し、6時には夕食となった。
この夕食時に飲むビ-ルは堪らなく旨いもので、乾ききった土に吸い込まれる雨の如く、大瓶1本はあっと云う間に、我が体に吸い込まれていった。
追加のビ-ルを頼みたかったが、他のお遍路で2本も飲んでいる人はおらず、また長い時間での
夕食は、宿に迷惑を掛ける事と知り、大瓶ビ-ル1本で我慢し、早々に自分の部屋に引き上げた。

就寝までに時間はたっぷりあることと、日中の歩きで疲労を感じる体は、アルコ-ル水補給を求めており、必然的に部屋での飲酒となっていた。

部屋で飲む酒類は、いつも苦労せずに買うことが出来た。 四国では、酒類の自販機があちこちに
設置されており、「未成年は…。」などの注意書きはなく、何時でも自由に買えた。 
また、土佐の酒店・飲み屋には、キリンラガ-ビルのポスタ-が貼られ、たっすいがは、いかん! と書かれおり、お国の方言・飲酒の文化を知ることも出来た。

昼間は、飲料水の自販機を探しながら歩き、夕方になると、酒類の自販機を探しながら歩いたが、
酒類の自販機の方が容易に見つかり、四国ならではの有り難い文化を感じた。

宿の部屋で自販機で求めた酒類を飲み、「だっすい(脱水症)は、いかんぜよ!」とばかり、十分な
アルコ-ル水の補給を行い、その夜の熟睡で疲労回復の毎日だった。

        〈 さすが四国、嬉しい自販機。 〉



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