2018年05月28日

神仏にすがる

千葉鴨川に住む弟は、2年前に有名な 亀田病院 で股関節に人工骨を埋込む手術を受けましたが、回復が思わしくなく痛みが取れずにいました。
昨年、再検査した結果、手術が成功していなかった事を告げられ、(無責任にも)再手術を勧められ、やむを得ず2回目の人工骨埋込み手術を受け、その後リハビリを続けていました。

再手術から1年が過ぎ、ようやく杖無しで歩けるようになり、2年半ぶりに上京してきました。
上京目的はマス釣りで兄と競争し、いつもの様に釣り勝って、良い気分で帰ろうとするものでした。

天気予報を参考に、5月15日(火)の釣行と決め、前日は御嶽駅近くの宿に泊まり、当日は朝7時に宿を出て、オープン前の 大丹波川マス釣り場 に着きました。

弟は、今回も兄に釣り勝つべく意気込んで竿を振り出しており、私より早くマスを釣り上げました。
しかしながら、午後2時に納竿し釣果を確認すると、弟 14私 19 の成績となり、今回は私の勝ちでした。

弟の敗因は、再度の手術後も順調な回復ではなく、ビッコを引きながら歩く状態で、今までの様に
場所を変えての探り釣りが、出来なくなったためと思えます。
私の方は、自分の決めた釣り場の喰いが悪くなった時は、あちこちの場所を探り釣りし、これで5匹を釣り上げていました。

再度の手術では、病院が弟の大腿骨に再び穴をあけ、別のチタン人工骨を埋込みましたが、その後何らかの原因で人工骨が埋込み場所から飛び出してしまい、歩くと突っ張り感と痛みを感じ、ビッコを引き続けているそうです。
弟の話では、手術の担当医が毎回代わっており、再び代わった医者が 「もう一度、手術をやり直してみますか?」 と、訊いているそうで、何とも無責任なことで、やり切れない話です。

久しぶりに弟に釣り勝った日でしたが、弟は完全に回復していない ハンデキャップ を背負ってのこと
ですので、次回にはハンデ無しでの勝負としたいものです。
 
14日(月)奥多摩に向かい、途中の塩船観音寺に立ち寄り、私は弟の足不具合の早い完全治癒を祈りました。 (無責任な大病院で治せないのであれば、私が神仏にお願いするのみです。)

塩船観音寺 http://shiofunekannonji.or.jp/index.html

        〈 大きな塩船平和観音 〉                 〈 お祈りした薬師如来堂 〉











                     〈 釣果 マス18匹、ヤマメ1匹 〉






  


  • Posted by ボブ at 12:09Comments(0)雑記釣り・自然遊び

    2018年05月19日

    生誕150年 横山大観展

    今週火曜日(5月15日)に、東京国立近代美術館で開催されています 生誕150年 横山大観展 に行きました。

    東京は4月13日~5月27日の開催ですが、混雑が予測されていましたので直ぐには出掛けず、
    終盤の5月中旬になれば空くものと、考えていました。
    満を持して出掛け10時半に入場しますと、館内は既に大勢の見学客であふれており、有名な作品の前には人の壁が出来なかなか動かず、程よい位置からの作品鑑賞はまったく出来ない状況でした。

    音声ガイドを借りましたので、ガイドNo.のある作品のみを目指し、それらの作品の人混みの後ろに立ち、繰り返しガイドの解説を聞きながら人混みが動いた時の隙間から、作品と対面出来ました。

    横山大観の作品と云えば、20年ほど前に足立美術館を訪れ、横山大観コレクションの数々を観賞
    しましたが、作品にとって相応しい距離に立って、好きなだけ時間を取って観賞を楽しめました。
    その際に、一番見惚れた作品が大作の 紅葉 で、今回の企画展示会にも出品されていましたが、
    今回は鑑賞できる状況ではなく、ただ再び目に出来たと云う思いだけでした。

    今回の企画展示会は、他の美術館のコレクションから借りた作品が多数ですので、気に入り作品を本当に鑑賞をしたければ、生誕150年 横山大観展 が終わった後で、その作品持ち主の美術館を訪れれば良いと、思いました。

    目玉作品の一つの 生々流転 は、鑑賞への待ち行列が殆ど動かず、暫く並んだ後で行列から去り
    ました。 この作品の持ち主は、東京国立近代美術館と分かりましたので、企画展示会が終わった
    後に、 生々流転 の本当の鑑賞目的で、この美術館を訪れるつもりです。

    思い通りの作品鑑賞が出来ないまま、12時半に美術館を出ますと、入口付近に入場規制での
    長い行列が出来ていました

           〈 横山大観展ポスタ- 〉                 〈 東京国立近代美術館 〉











                         〈 足立美術館で買った 紅葉 のテレカ 〉


      


  • Posted by ボブ at 15:17Comments(0)外出

    2018年05月02日

    芝桜 見頃は過ぎています。

    先週末に、秩父 横瀬にある羊山公園の芝桜のニュ-スを見て、急に出掛けたくなりました。
    平日の5月1日を選び、所沢駅8時54分のレッドアロ-号に乗りますと、9時50分前に横瀬駅に着きました。

    横瀬駅から羊山公園までは徒歩20分ほどでしたが、公園一面の芝桜の美景を頭に描き、初夏の
    好天のもと汗をかきつつ、足を速めていました。 (10年前に一度訪れ、感動しています。)

    羊山公園に着き、目に入った光景は、一面の芝桜の景色は無く、全体の5分の1ほどに花が残った
    惨めな景色でした。 芝桜の花からの香りは、本来は甘い良いものですが、枯れかかった花からの腐った嫌な臭いとなっており、15分ほど居ただけで羊山公園から去りました。

    公園を出てすぐの場所で 秩父路特産市 が開かれており、名物と云われている 味噌ポテト・地酒 を買い、ベンチに座って飲食しました。 味噌ポテト は、串にさした茹でジャガイモを油で揚げて、甘みのある味噌ダレを絡めたもので、これは美味しいものでした。

    山菜を売っている店で野ブキ他を買った後、西武秩父駅に着きますと、まだ12時前でした。
    フ-ドコ-トで、やはり名物と云われています ワラジカツ丼・地酒 を求め、早めの昼食を取りました。

    1時25分のレッドアロ-号に乗り、帰路につきますと、途中停車駅のホ-ムの電子掲示板に「羊山
    公園の芝桜は、見頃を過ぎました。
    」とテロップが流れていました。

    西武鉄道に本当の親切心があるならば、午前中に出発駅の改札口で分かるような掲示をして欲しいと、思ったものでした。

    今日は、特産市で買った野ブキを佃煮にしましたが、美味しく出来上がっており、一面の芝桜を見物出来なかった昨日の残念な思いは、薄らいできました。

    花より団子党の私は、秩父路の花見の場所で新鮮な野ブキを買え、翌日に佃煮作りで暇つぶしが
    出来て、無駄な秩父行きではなかったと、思い直している次第です。 
       (この佃煮は晩酌時の肴の一品となり、しばらくの間、秩父の春の味を楽しめます。)

         〈 少し残っていた芝桜の花 〉                 〈 秩父路特産市の入口 〉










                〈 野ブキの皮むき 〉                     〈 左 … 皮つき佃煮 右 … 皮なし佃煮 〉





      


  • Posted by ボブ at 12:19Comments(0)外出