2016年04月26日

札所巡り再開

昨年4月に始めた坂東札所(三十三観音)巡り は、既に22寺を訪れ、参拝・納経が出来ました。

これら坂東札所は1都6県に点在し、公共交通機関が不便な場所も多く、一つの札所を訪れるたびに交通の便をよく調べて、出掛けなければなりません。

先週、千葉鴨川の亀田病院に入院した弟の見舞い を兼ね、30番寺 高蔵寺 ・ 33番寺 那古寺 を訪れる1泊2日の旅をして来ました。

        〈 結果的に、下記のスケジュ-ルでの旅と、なりました。〉

4月19日 10時10分 東京駅八重洲口 高速バスアクシ-号 亀田病院行きに乗車
       11時10分 かずさア-ク下車 高蔵寺参拝 
        2時 2分 日東バス 木更津駅行きに乗車 
        2時54分 JR内房線 木更津駅 館山行きに乗車
        4時20分    館山シ-サイドホテル着       館山泊

4月20日  9時10分 JR内房線 館山 上りに乗車。 那古舟形駅下車 那古寺参拝
       10時50分 JR内房線 那古舟形駅 安房鴨川行きに乗車
       12時15分 安房鴨川駅前 日東バス 亀田病院行きに乗車
       12時30分 亀田病院着 弟の見舞い
        2時30分 高速バスアクシ-号 東京行きに乗車
        6時10分 小平に帰着 

計画していた旅程では、高蔵寺参拝後に、次便の高速バス アクシ-号で、亀田病院直行 でした。
しかし、次便のバスが時刻通りに来ると、「ここからは、乗車出来ません。」と乗車が出来ず、予定を変え木更津駅に向かうことにしました。 (この結果、2時間半のロスとなりました。)

この高速バスは、停留所で下車させておきながら、その停留所からは乗車させない不合理な事
続けている事を、初めて知りました。
今回の札所巡りで、千葉の7札所の参拝・納経を終え、残りは茨城・栃木にある9札所となりました。

これからの札所巡りは、交通の便がさらに悪くなり、効率よく訪れるのは更に難しくなりますが、難儀に遇ったなら、それも修業と考え乗り越えて行けば、良い体験・思い出となるものでしょう。

        〈 33番寺 那古寺 〉                  〈 北条海岸 鏡が浦の夕日 〉






  


  • Posted by ボブ at 11:41Comments(0)坂東札所巡り

    2016年04月09日

    巡り合わせでギフト

                     ア-カイブ記事            公開 : 2015年4月18日

    6年前に秩父札所を巡り、3年前に四国あるき遍路を行い、ともに結願できた私は、今も元気です。

    私の札所巡りは信心からでなく、他所の土地を歩く一つの目的地として選んだものですが、札所を
    訪れますと般若心経を唱え、形どうりの参拝を行います。 すると、何か心がすっきりする感じです。

    今年は、坂東札所三十三観音巡り を行おうと、4月9日に鎌倉の杉本寺からスタ-トしました。

    この日に、鎌倉で2寺・長谷で1寺の参拝を計画していましたが、1番寺となる杉本寺のご住職から、
    逗子にある岩殿寺も近い事を教わり、4寺を参拝する結果になりました。

    4寺目の岩殿寺の参拝を終え逗子駅に戻るとき、急げば東京方面行きの電車に間に合いましたが、ゆっくりと歩き続け、駅に着くと電車が発車したところでした。

    20分ほどして、逗子始発の電車がホ-ムに入ってきて、私は高齢者として優先席に座りました。
    次々と乗客が乗ってくると、空いた座席が埋まって行き、私の隣りに観光らしい西洋人女性二人が座ってきました。

    座ると、二人はお喋りを始めましたが、私には聞き慣れない外国語で、何国人か検討がつきません
    でした。 二人の内一人は年配で、もう一人は30代くらいの感じで、親子のように思えました。

    時刻どうり電車は動き出し、東京方面に進みましたが、戸塚駅の手前で急に止まってしまいました。
    すぐに車内放送で 「戸塚駅で、人身事故が発生しました。 この電車は、しばらく停車となります。」 と告げられました。

    放送を聞いて、乗客は騒ぐこともなく諦観の体で、電車が動き出すのを待ち続けました。
    車内放送は繰り返し行われましたが、いつ復旧するかが分からずにいますと、隣りの西洋人二人がそわそわし出しました。

    二人は事態の把握が出来ず、困っているように思えましたので、私は思い切って英語で話しかけてみることにしました。

    私が “ Excuse me. Do you speak English ? ”と問うと、若い女性が “ Sure. What ? ” と答えてくれました。

    私は、次の駅で事故が起こり電車はしばらく動かない事を説明し、電車が遅れることで二人に問題は起きないか確認しました。 彼女達は大崎にあるホテルに戻るだけで電車が遅れても問題なく、私と同じ品川乗り換えと分かり、私が品川に近づいたら教えると伝えると、すっかり安心し落着きました。
     
    私は、これで用が済んだと思っていましたが、若い女性から次々と話し掛けられる事になりました。

    彼女たちはオランダ人で、2週間前に長崎に着き、桜前線を追うように東京まで来ており、家族三人での観光旅行を楽しんでいると、話しました。 約30分ほど、日本について様々な質問があり、逆に
    オランダの話も聞かせてくれました。 例えば、オランダの定年年齢は67歳と、教えてくれています。

    話が尽きかけてきた頃に、若い女性は “ This is a small gift for your kindness. ” と
    言い、小さな物を差し出し、私にくれました。

    長さ5センチほどで、オランダのシンボルと云われる木靴が、陶器で作られたものでした。(下の写真)
    靴の表には花柄と風車の絵がプリントされ、靴を結ぶリボンはオランダの国旗の色で、美しく可愛い
    ギフト用ミニチュアと分かりました。 裏返すと、ハンドメイド オランダ デルフトブル- とあります。

    私はすっかり気に入り、家に戻って思い出の品々を飾っている キュリオケ-ス に納めました。

    思い返しますと、この頂いたギフトは、様々な巡り合わせ によって、私の家に来たものと思えます。

    ・杉本寺のご住職が、逗子の岩殿寺も同日に参拝出来ると、教えて下さった。
    ・帰りを急がず、逗子始発の電車に乗り、優先席に座った。
    ・オランダ人観光客二人が、隣りに座った。
    ・戸塚駅で、人身事故が発生し、電車が長い時間止まった。
    ・オランダ婦人たちが困って、落ち着かない様子だった。

    上記の、どの一つが欠けても、彼女達と話すことは起きず、ギフトを頂くことも無かったものと思え、
    この巡り合わせ から エニシ(縁) と云う言葉が、心に浮かぶようになりました。

                    〈 オランダ人観光客から貰ったギフト  5センチ大〉

    追記 : 2016年4月9日
    1年前のブログ記事を読み返すと、当日の様々な体験が思い出されます。
    この日は様々な巡り合わせから、オランダ人観光客からギフトを貰っていますが、私が臆せずに
    " May I help you ? " の気持ちで、声掛けが出来た結果でもありました。

    1年前に語ボラ- (外国人おもてなし語学ボランティア)の予行を、偶然に行っていたものでした。


      


  • Posted by ボブ at 12:09Comments(0)英語思い出・品

    2016年04月06日

    シャクナゲ咲く

    今日(4月6日)は、お日様が顔を出し花冷えから抜け、春らしい陽気となりました。
    近所の桜は、満開が過ぎて花びらを散らし始めており、ソメイヨシノは今週で見納めになりそうです。

    我が家では、庭の片隅の シャクナゲ が咲き始め、これからしばらく目を楽しませてくれます。

    4年前の今頃、神代植物公園を訪れた際に、植木売り場でシャクナゲの苗を見つけ、植木屋の
    オジサンの 「カリ肥料を施肥してゆけば、良い花がきっと咲くよ。」との言葉から、買ったものでした。

    シャクナゲ は、半日蔭の場所でも育ちますので、北側の狭い場所に植え、すぐに過燐酸石灰を施肥したところ、翌年に二つの花房が咲きました。

    その後も、水やりと施肥を忘れずに手入れを続けた結果、今年は深紅の蕾が13も付き、開花するとピンクが主色の華麗な花が咲き出しました。

    家の北側の隅地は、いつもうら寂しい場所ですが、ここしばらく明るい景色となってくれます。

             〈 花の塊り 12センチ 〉                    〈 花木の高さ 60センチ 〉


      


  • Posted by ボブ at 10:48Comments(0)植物・園芸

    2016年04月02日

    語ボラ-の花見

    語ボラ-」とは、「外おも語ボラ-」の略です。

    前回の記事で、「外国人おもてなし語学ボランティア」を、私が勝手に略して「外おも語ボラ-」とした
    ことを述べました。 その後、知人より「もっと、簡素な略に出来ないのか?」とのコメントがあり、私は
    候補として「語ボラン」と「語ボラ-」を挙げ、その知人が「語ボラ-」が良いと決めてくれました。

    と云うことで、これからボブ (私)がボランティア活動をする時は、語ボラ-と名乗ることになります。

    語ボラ-に登録された者は、街中で困っている外国人を手助けする役目がありますが、その為には積極的に街中に出掛け、外国人が困っている場面に遭遇しなければなりません。

    外国人が困っている場面を探して、先週2日間「MAY I HELP YOU ?」のバッジを付け、花見に出掛けました。

    3月31日(木)午前 国際基督教大学(ICU)構内の桜 見物 (昼 吉祥寺 伊勢屋で飲食)
             午後 井の頭公園の桜 見物
    4月1日(金) 国立市 さくら通りの桜 見物  
                  http://sp.jorudan.co.jp/hanami/spot_147.html

    どちらの桜花も、満開に近い見頃を迎えており、今年の花見を満喫出来ました。
    しかし各場所で多くの外国人を見かけたものの、困っている様子の人は見当たらず、語ボラ-としての出番はありませんでした。

    空回りの気分もしましたが、語ボラ- になったことで、積極的に出掛ける気持ちを持つようになり、
    確かに惚け防止に役立っていると考えられます。

           〈 ICU校内に向かう道 〉                 〈 ICU古木の桜 〉











          〈 井の頭公園の花見客 〉                〈 ボート池と桜花 〉











          〈 国立駅より南のさくら通り 〉              〈 横断歩道橋上は人で一杯 〉



      


  • Posted by ボブ at 11:16Comments(0)外出