2017年11月05日

昼ベロ酒場探訪 7

11月2日、買い物目的で、田原町カッパ橋道具街(粉ひき器) → 浅草やげん堀(七味唐辛子) → 御徒町多慶屋(菓子類のまとめ買い) → アメ横の伊勢音(カツオ節)と回り、どれも満足な買い物が出来ました。

この外出の機会に、久しぶりに 昼ベロ酒場探訪 も考えていて、カッパ橋の買い物を終え、歩いて
浅草寺まで行きお詣りし、お寺のすぐ近くにある まえだ食堂 に入りました。

まえだ食堂 は創業100年の食事処ですが、昼から吞める店でもあり、昼ベロ酒場探訪者にとって、一度は訪れるべきと思っていました。

お昼を少し過ぎた時間のせいか、先客は2組ほどで、テ-ブル席に着くことが出来ました。

名物のオデンと牛スジの煮込みを頼み、日本酒で昼ベロをスタ-トさせました。 オデンは本格的で、運ばれた皿には代表的な具材が一通り盛られ、どれも美味しく食べました。 多くの飲み客が、注文する牛スジの煮込みは、少し甘みのある濃い味付けで、こちらも美味しいものでした。

店には、新しい客は入ってきませんでしたが、修学旅行の中学生たちなどが「メロンパンの店には、どう行ったらいいですか?」などと、頻繁に立ち寄りました。

   〈 牛スジ煮込み+オデン+日本酒 〉              〈 創業100年 まえだ食堂 〉











まえだ食堂で小腹を満たした後、銀座線で上野広小路駅まで行き、JR御徒町駅に向かい多慶屋と
伊勢音の買い物を済ませました。

買い物を終え、アメ横を上野駅に向かうと途中のガ-ド下に 大統領 の看板が目に入り、店前まで
行き覗くと満席でしたが、丁度3人連れが勘定をしており、直ぐにカウンタ-席に陣取れました。

まえだ食堂は良かったのですが、空いていて 昼ベロ酒場 の雰囲気は味わえず、今まで2度訪れたことのある 大統領 で、飲み直しとしたものでした。

ここでは、馬のモツ煮込みと日本酒を頼み、適度な 昼ベロ の時間を過ごしました。 コの字型カウンタ-の対面には、若い女性の3人組がおり、賑やかに飲んでいました。

これからの 昼ベロ酒場探訪 で、この様な光景を多く見ることになりそうな予感がしたものでした。

       〈 ガード下の大統領 〉               〈 名物の馬のモツ煮込み+日本酒 〉









  


  • Posted by ボブ at 10:11Comments(0)昼ベロ探訪

    2017年10月05日

    昼ベロ酒場探訪 6

    9月29日(金)、浅草寺をお詣りし、いつもの様に やげん堀 本店 で七味唐辛子を買い、御徒町の
    多慶屋 で おつまみ・菓子 の纏め買いを行い、最後に池袋の 居酒屋 八丈島 を訪れました。

    9月16日(土)に訪れた時は、すべての階が満席で断られており、平日の昼間時間なら入店出来る
    だろうと、立ち寄ったものでした。
    店に入ると、期待どうりに空いており、マイペ-スで昼ベロ時間を楽しむ事が出来ました。

    生ビ-ルと明日葉テンプラを注文し、次に何を頼むかと思案を巡らせていると、壁に 「当店の人気 BEST 5 」の貼り紙が目に入りました。

    貼り紙には、①.島寿司  ②.あしたば天ぷら ③.特選刺身三点盛合せ ④.くさや二種盛合せ ⑤.赤いかの塩辛 とあり、どれも美味しそうでした。

    頼んだ明日葉テンプラが天つゆと共に運ばれてくると、店員さんは「ひんぎゃの塩でも、食べてみて下さい。」と、教えてくれました。 テンプラを 天つゆひんぎゃの塩 とで交互に食べますと、一つの料理が二品のように思え、どちらも美味しいものでしした。

    次に、くさや二種盛合せ を頼み、酒は八丈島の焼酎「麦冠(ばっかん)情け嶋」に切り替えました。
    くさや二種盛りは、ムロアジトビウオ の沢山の くさや が大きな皿に盛られてきて、あまりの
    量に食べきれるか?と思ったほどでした。

    まず、くさや の身をほぐし、マヨネ-ズを着けたりして食べますと、今まで食べた くさや とは別物の
    ように感じるほど美味しく、くさや の概念が変わるものでした。
    頼んだ焼酎は甘みを感じ飲み易すくストレートで吞み、くさや を摘まみながらグラス3杯をお替り
    しました。

    テンプラと くさや ですっかり腹が満たされ、頼もうと思っていた島寿司は次回の楽しみとして、満足の昼ベロを終わらせる事にしました。 今回の昼ベロ酒場探訪は、満足度が高いものとなりました。

    家に戻ると、ベランダの月下美人がこの夜に咲こうとしているのに気づき、鉢を家の中に取り込み
    ますと、開花した花は8時頃に満開となり、美しく優雅な花は、部屋中に神秘的な香りを漂わせてくれました。

    まさに、プレミアム金曜日 の一日となりました。

            〈 居酒屋 八丈島 〉                   〈 明日葉のテンプラ 〉











            〈 くさや二種盛合せ 〉                 〈 咲いた月下美人の花 〉















      


  • Posted by ボブ at 10:47Comments(0)昼ベロ探訪

    2017年09月17日

    昼ベロ酒場探訪 5

    昨日(9月16日・土)、 買い物用事で新宿から池袋と、回りました。

    買い物の後、久しぶりに 昼ベロ酒場の探訪 をと考え、池袋の 居酒屋 八丈島 と決めていました。

    1時半過ぎ頃に、JR 池袋駅西口から歩いて直ぐのロマンス通りに、 居酒屋 八丈島 を見つけ、
    入口の戸を開けると店内は満席で、1人の席も空いていないと、断られてしまいました。

    仕方なく、駅に向かっていると、 喰い処 酒処 若大将 の看板が目に留まり、入口のそばの看板に 全て1品345円 とあり興味を引かれ、今回の 昼ベロ酒場探訪 は、この店としました。

    先客は、カウンタ-に3名と奥のテ-ブル席に3~4人のグル-プだけで、閑散としていました。

    店員は中国人女性が2~3人で、注文取り・調理・運び・会計を行っていました。

    生ビ-ルと焼き鳥を頼み、昼ベロをスタ-トさせ、入口のガラスの先に見える通行人を眺めながら、時おりメニュ-の品書きを見ては、酒の肴を追加注文し、飲み物は日本酒に切り替えました。

    鳥皮のから揚げ とはどんな物か?と追加注文し、店内から通行人の動きを眺めながら、何回か
    お替りした日本酒を舐めていましたら、厨房に立っていた店員の姿が消えてしまいました。

    気が付くと、中国人の店員2人が厨房に座って小声でおしゃべりをしており、30分以上この状態が
    続きました。 手元の酒が無くなり、頼んだ 鳥皮のから揚げ も運ばれてこずで、ひどい店に入った
    と後悔を始めたころ、別の店員が奥から現れ、ようやく酒の追加と注文品の催促が出来ました。

    この店員が 「トリカワノ カラアゲ マダカ?」と、厨房に向かって声を掛けたところ、1人が厨房から
    立ち上がりました。

    「ゴメン ゴメン。 リョウリ シテイタケド ワスレテタ。 クロクナッタカラ モウイチド ツクル。 マッテネ。」と、たどたどしい日本語で答えました。

    ここの店員は、油を高温にし火を使う料理から目を離していたもので、万が一 油に引火したらどう
    なるのか?を教えられていないようで、恐ろしさを感じたものでした。

    この店には二度と足を運びませんが、庶民の味方 昼ベロ酒場 の一つが、低質な店員の不注意に
    よる火災・食中毒などを起こさないように願ったものでした。

          〈 居酒屋 八丈島 入れず 〉               〈 喰い処 酒処 若大将 〉











          〈 喫煙 カウンタ-席 〉                  〈 レトロな店内 〉








      


  • Posted by ボブ at 15:54Comments(0)昼ベロ探訪

    2017年07月01日

    昼ベロ酒場探訪 4

    6月29日、久しぶりに浅草に出掛け、浅草寺のお詣りをし、いつものように薬研堀の七味唐辛子を
    買い、せんベロの聖地 と呼ばれる上野に行きました。

    せんベロ とは、「千円台で、ベロベロに酔える。」の意味らしく、上野駅から御徒町駅に向かう道筋に
    昔からの大衆酒場がたくさんあり、せんベロの聖地 の呼び名が相応しく思えます。

    今回は、地魚屋台 浜ちゃん 上野店 を探訪してみました。

    バイブル本 ”昼ベロ酒場” には、「味・値段・量のどれもが満点な、上野の海鮮昼ベロ酒場の雄
    地魚屋台 浜ちゃん 上野店。 昼吞みを極めるなら、まずはこの店を知るべし!」と、紹介されて
    おり、訪れてみることにしました。

    1時ごろに店を見つけ、店内をのぞくと空いている小さなテ-ブル席があり、陣取れました。
    斜め前に座って吞んでいた少し高齢の客に会釈をし、彼と同じ生ビ-ルとテンプラ・モツ煮を注文し、昼ベロの時間となりました。

    客の8割が注文するというテンプラは、セットでのオ-ダ-は無く、テンプラ種のリストが書かれた
    シ-トに、それぞれの注文数を書き入れ注文するシステムでした。

    テンプラが揚がると、大きな金属製容器に、山盛りの大根オロシが載り、運ばれてきました。
    この山盛りの大根オロシは無料ですが、一人で食べきれる量ではなく、客が飲食を終えて席を立つと必ず残っていました。 この残った大根オロシは回収され、減った大根オロシを乗せ足して、再び
    テ-ブルに出しているものでした。

    この無料の大根オロシは汁気が無くパサパサで、テンプラを食べる時に載せると、テンプラの味が
    損なわれてしまいました。

    一方で、モツ煮と枝豆は及第点で、また生ビ-ルの後で頼んだ日本酒(一級)はリ-ズナブルな味・値段で、満足出来ました。

    「昼ベロを極めるなら、まずはこの店を知るべし!」でしたが、今回は魚類を頼みませんでしたので、次回はテンプラを頼まず、魚類を注文して、この店の見極めをしようと考えました。

      〈 上野駅から歩いて3分の、浜ちゃん 〉         〈 左の金属容器に、山盛り大根オロシ 〉











           〈 浜ちゃんで吞むお客 〉                〈 バイブル本 昼ベロ酒場 〉




      


  • Posted by ボブ at 18:48Comments(0)昼ベロ探訪

    2017年04月11日

    昼ベロ酒場探訪 3

    今回の昼ベロ酒場探訪は、吉祥寺の いせや総本店 でした。

    バイブル本 昼ベロ酒場 には、「東京の西地区で、昼ベロといえば いせや  と言うほど有名で、この店を知らずして 〝 昼ベロフリ-ク ” とは名乗れない。」と、紹介されています。

    この いせや には、昔から何度も飲みに訪れており、探訪ではなく 再訪 でした。
    西東京に生まれ育ち、吉祥寺は一番近い大きな商店街として良く出掛け、乾物・モナカ・おでん種・
    メンチカツなどを買い、ハモニカ横丁をぶらついた後に、 いせや に立寄り、気軽に飲み帰るのが
    いつものパタ-ンでした。

    しかしお花見の季節になると、頭の中に いせや + 井の頭公園 のセットが頭に浮かび、この時は
    買い物目的でなく、昼ベロ+花見 目的で出掛けます。

    4月7日(金)2時頃に いせや に入ると、ほぼ満席でしたが、カウンタ-席に隙間を設けてもらい、
    昼ベロの一員に加えてもらえました。 タレのミックス焼き鳥・煮込み・シュウマイを頼み酎ハイ・酒のお替りを何度かし、至福の時間を過ごした後、ほろ酔いで井の頭公園へと移りました。

    池一周を歩いて、見頃の桜花をあらゆる角度で鑑賞しながら、敷物に座り花見を行っている人達の飲食を観察しました。
    持ち込んだ飲食物の中には、 いせや の焼き鳥を用意した人達がおり、彼らは 公園口 いせや で調達してきたもので、帰路に店の前を通ると、大勢の客が並び、焼き鳥を買い求めていました。

    いせや の焼き鳥を花見をしながら食べるのも一興ですが、私はカウンタ-席に座り焼き鳥を頼み、備長炭の炉で焼かれる焼き鳥からの煙がモウモウと立ち上るのを眺め、やがて「お待ちどうさん。」と運ばれた熱々の焼き鳥に七味を振りかじる方が、より美味しく食べられ好きです。

    ネットにお花見人気スポット(関東)として 井の頭公園がベスト10 に選ばれ、今年のベスト1
    目黒川沿いの桜 となっていました。 どの程度なのか?と、4月5日に目黒川に出掛けましたが、
    私の目には井の頭公園の桜 の方が勝っていると映りました。

    目黒川の桜花スポットが劣る点は、汚い水の単調な川沿いに桜が咲いているだけなのと、花見の
    楽しみとなる飲食をする場所が見当たらいことでした。

    あくまで私好みからの採点ですが、昔から「酒なくて、何の己が桜かな。」 と言われます。

           〈 いせや 総本店 〉                    〈 いせや 店内カウンタ- 〉











          〈 井の頭公園 1 〉                       〈 井の頭公園 2 〉






      


  • Posted by ボブ at 11:27Comments(0)昼ベロ探訪

    2017年03月09日

    昼ベロ酒場探訪 2

    書店で 昼ベロ酒場 (居酒屋散策同人会監修)の本を見つけ、手に取ると「明るいうちから吞める安くて旨い店」のキャッチフレ-ズが目に飛び込み、目次を見ますと東京編に54もの店が紹介されて
    いました。

    歩きのテ-マでした札所巡りは去年終え、次のテ-マを探していた私は、この本に紹介されている 昼ベロ酒場 を一つずつ訪れる 昼ベロ酒場の探訪 は楽しいはずと、新しいテ-マに決めました。

    テ-マと決めてから、もう二ヶ月が過ぎましたが、まだ1軒しか探訪しておらず、計画倒れにならないようにと、気持ちを新たにしました。

    3月7日(火)、巣鴨の 高岩寺 とげぬき地蔵尊 をお詣りした帰りに、山の手線 池袋駅で降り さかば ふくろ を訪れました。

    この酒場は、池袋駅西口から歩いて1分の場所にあり、すぐに見つかりました。 酒場に入ったのは
    1時半頃、カウンタ-席は昼ベロ客でほぼ満席で、僅かに空いていた席に陣取りました。

    本に、逸品と紹介されている もつ煮込み と生ビ-ルを頼み、一人での酒宴をスタ-トさせました。 
    しかし、1時間もしない内に、昼ベロ客は一人二人と去り始め、やがて店の人が「焼き物と揚げ物は、ラストオ-ダ-になりますよ。」と、言い出しました。
    「えっ?!」と言った私に、隣りに座った常連客が、「この店は、二部制で第一部が3時に終わり、
    店員・調理師は全部替わる。 食べたければ早く頼んどかないとダメだよ。」と教えてくれました。

    これをきっかけに隣りの常連客と話し出し、84歳の彼は連日通っていると知り、羨ましく思いました。 私は話の中で、この店を知ったのは 昼ベロ酒場 の本からと話し、持参した本を見せました。

    すると、前カウンタ-に座っていた中年カップルが「あっ!」と言って、同じ本を取り出しました。
    彼らも、この本を入手してから 昼ベロ酒場の探訪 を始めているとの事で、「これから、又お会い出来そうですね。」と、挨拶してくれました。

    同好の士が居る事を知り、昼から吞む後ろめたさの気持ちが消え、帰りの電車の中では、さて次は
    どの酒場を探訪しようか?と考えていました。

             〈 さかば ふくろ 〉                  〈 レトロなポスタ-のある店内 〉











            〈 巣鴨 高岩寺にて 〉                  〈 昼ベロ酒場の本 〉






      


  • Posted by ボブ at 09:53Comments(0)昼ベロ探訪

    2017年02月18日

    昼ベロ酒場探訪 1

    健康維持で始めたウォ-キングでは、何か目的を持って歩こうと、札所巡りに挑戦してきました。

    ここ5~6年の間に、秩父三十四観音巡り・四国八十八ケ所札所巡り・坂東三十三観音巡りを、無事
    完歩出来ています。

    信心からの札所巡りではなく、歩く目的地として選んでおり、更なる札所巡りを行う考えは浮かばず、
    次の歩く目的を何にするか?と考えた結果、 昼ベロ酒場探訪 が浮かびました。

    昼ベロとは、昼からベロベロと酒を飲む人達 のようで、その人達のために昼から酒を飲ませてくれる
    酒場が東京には数多くあり、それらの店を紹介する本「昼ベロ酒場」が有りました。

    この本の添え書きには、「明るいうちから吞める安くて旨い店」とあり、嬉しい気分で買っています。

    2月15日(水)に、第1回目の昼ベロ酒場探訪 として、浅草に出掛けました。
    浅草寺をお詣りし、やげん堀の本店で七味唐辛子を土産に買い、その足でホッピ-通りに向かい
    昼から営業している「正ちゃん」の道路テ-ブル席につきました。

    名物の牛煮込みとホッピ-を頼み、至福の昼ベロ時間を楽しみ出しました。

    やがて、左の隣席に男性二人が座り、あれこれと話しかけてきました。
    一人は北海道から、もう一人は新潟からで、時々東京に出て来ては、A級・B級グルメを楽しんで
    いるそうです。 この日の夜は今半のすき焼き だそうで、この時間はB級で喉潤しのようでした。

    右隣りに座った若いカップルにも声を掛け、話に加わり、二人は「正ちゃん」での飲食も旅の目的の
    一つとして長野から来たと、知りました。

    正ちゃん」は、安くて旨い店の通りで、第1回目の昼ベロ酒場探訪 として、正しい選択となりました。

    ウォ-キングは健康維持のために行ってきており、昼ベロ酒場探訪での飲み過ぎ・飲酒での事故に気を付けながら、この楽しい歩き目的を続けたいと思います。

          〈 ホッピ-通り 正ちゃん 〉               〈 名物の牛煮込み ホッピ- 〉











      


  • Posted by ボブ at 20:58Comments(0)昼ベロ探訪